工場向け自動検査装置の開発
製缶工場では、缶の輸送時にセパレートシートを使用しています。セパレートシートは繰り返しの使用により劣化するため、都度選別する必要があります。従来は汚れや破れた個所を目視で確認し選別する必要がありましたが、不良を自動で検知するセパレートシート検査装置の開発により、選別作業の自動化を可能にしました。そのほか、多数の工場向け装置を開発し、業務の効率化を実現しています。
研究開発業務の受託開発
メーカー様からの細かなご要望にお応えし、研究開発業務の受託開発を行っております。お困りの課題についてシステム開発のご提案をいたします。
カメラ2台を用いたアクティブステレオ3次元センサーや、速度と移動方向検知により車の突入を予測する高速道路規制突入車検知システムなど、課題に沿ったシステムを開発しています。
パッケージソフト開発(検版ソフト「フォルトファインダープロ」)
印刷業界や各種メーカーを対象に、パッケージデザイン向けの文字検版ソフトを開発いたしました。従来の文字校正ではアウトライン化したデータの文字認識は不可能でしたが、フォルトファインダープロでは画像認識から文字コードを復活させ、テキスト原稿との比較を可能にしました。画像全体の比較、エリアを指定しての比較など、さまざまな検査機能を有し、目視検査では見落としがちな違いも自動で検査いたします。
デジタル検版により校正作業を効率化し、事故の防止を実現しました。特に食品、医薬品業界で活躍しています。
販売会社 株式会社Too
道路関連自動検査システム開発
画像によるトンネル覆工面自動検査システムなど、道路関連の検査システムを多数開発しております。近年、トンネルの天井板崩落事故がありました。事故を未然に防ぐための検査は実施されていましたが、トンネルの壁面をたたいてチェックするというもので、すべてのトンネルをチェックするには時間と手間を要する方法でした。そこで当社が開発したのが、車載カメラによる検査装置です。時速100m/hで走行しながら赤外照明による覆工面撮影を行い、ひび割れなどの異変を確認、危険個所を自動でピックアップするシステムです。これにより、トンネル覆工面検査の大幅な効率化を実現しました。
その他開発事例
- レーザスリットによる光切断法を使った3次元計測装置
- プロジェクタ+カメラ 位相シフト法を用いた3次元計測装置
- カメラ2台を用いたステレオ法による3次元計測システム
- 10〜15台のカメラを用いた3次元部品計測システム
- セルフキャリブレーションによるデジタルカメラからの3次元復元システム
- 多視点距離画像のレジストレーション、統合
- 3次元データの形状適応リダクションなど
- ラインスキャンカメラを使ったシート欠陥検査システム
- ラインスキャンカメラを使ったチューブ印刷検査システム
- 顔画像自動編集ソフトウェア
- コードマーカシステム
- サーバ連動型ベースボールスコアブック管理アプリ
- 携帯電話用3次元アニメーションモデル生成システム